【映画『ハート・オブ・ゴールド』】
高い評価を得たアルバム"プレーリー・ウィンド"を完成させた直後、ロック界の伝説ニール・ヤングがナッシュヴィルのライマン・オーディトリアムのステージに立った。
長い歴史を誇るグランド・オール・オプリーの会場でもあったカントリーの聖地。"ザ・ペインター"、"ハート・オブ・ゴールド"、"ハーヴェスト・ムーン"など新旧のヒット曲を暖かみのある歌声で聴かせ、観客を魅了するニール・ヤング。彼自身が選んだアーティスト達が脇を固め、彼の妻ペギー・ヤングやエミルー・ハリスも登場する。
ニール・ヤングの熱い魂の叫びを伝えるステージを、余すところなく捉えるのは「羊たちの沈黙」でアカデミー賞を受賞したジョナサン・デミ監督。ニール・ヤングの盟友でもある彼が、トーキング・ヘッズのライブ映画「ストップ・メイキング・センス」に続きメガホンを取った音楽映画の傑作だ。
【ニール・ヤング・ナイト開催】
この『ハート・オブ・ゴールド』と共にお届けするのは、ロバート・アルトマン監督『今宵、フィッツジェラルド劇場で』、そしてジム・ジャームッシュ監督『イヤー・オブ・ザ・ホース』の2本。
『ハート・オブ・ゴールド』の舞台となった、ライマン・オーディトリアムという劇場は、有名なラジオ番組“グランド・オール・オープリー”の舞台でもある。
1925年、テネシー州ナッシュビルの小さな放送局が始めた、カントリー・ミュージシャンによる公開ラジオ歌番組。土曜日の夜1時間のそのショウは、Grand
Operaと呼ばれるクラシック音楽番組に続いて放送されたので、“グランド・オール・オープリー”のニックネームで呼ばれた。
『今宵、フィッツジェラルド劇場で』も、伝統あるアメリカの公開ラジオ歌番組が舞台。カントリー・ミュージック・ショウという舞台を通じて様々な人生が交錯し、私たちの心を優しく包み込む。
『イヤー・オブ・ザ・ホース』は、ニール・ヤングとクレイジー・ホースの96年のライヴと舞台裏の映像を中心に、76年・86年のフィルムを絡ませた”ロックな”ドキュメンタリー。『ハート・オブ・ゴールド』でのカントリー・スタイルのニールを堪能した後は、ボロボロのジーンズにネルシャツ姿でロックをかき鳴らすニールを体感していただきたい。
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