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| 惑星ソラリス |
1972年/モスフィルム製作/シネマスコープ/カラー/165分/配給:ロシア映画社
原作:スタニスラフ・レム「ソラリスの陽のもとに」/脚本:アンドレイ・タルコフスキー、/撮影:ワジーム・ユーソフ
出演:ナタリア・ボンダルチュク/ドナタス・バニオニス/ユーリー・ヤルヴェト |
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スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』(1968)と比肩されるSF映画の傑作。この作品でアンドレイ・タルコフスキー監督の名を不朽のものにした。ポーランドのSF作家スタニスラフ・レムのベストセラー長篇「ソラリスの陽のもとに」の映画化。深層意識を物質化するソラリス上空のステーションを舞台に、記憶と地上へのノスタルジーを描く。
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| 僕の村は戦場だった |
1962年/モスフィルム製作/35mm/スタンダード/モノクロ/94分/配給:ロシア映画社
原作:ウラジーミル・ボゴモーロフ/脚本:ウラジーミル・ボゴモーロフ/撮影:ワジーム・ユーソフ
出演:ニコライ・ブルリャーエフ/ワレンチン・ズブコフ/Ye・ジャリコフ |
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祖国のために戦った少年パルチザンの悲劇。1959年発表のベストセラー小説、ウラジーミル・ボゴモーロフの短篇「イワン」の映画化で、当時30才のタルコフスキー監督の長編処女作で、その後のタルコフスキー監督の鬼才ぶりをうかがわせる秀作である。
戦争を題材にしながら、映像の美しさとそこにまだあどけない少年を登場させるなど、同じテーマの他の作品には見られない構成の瑞々しさが、世界各地で大きな感動と反響を呼び起こした。 |
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| ノスタルジア |
1983年/35mm/ヴィスタサイズ/カラー/126分/配給:ザジフィルムズ
脚本:アンドレイ・タルコフスキー、ト二一ノ・グエッラ/撮影監督:ジュゼッペ・ランチ
出演:オレーグ・ヤンコフスキー/エルランド・ヨセフソン/ドミツィアナ・ジョルダーノ |
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タルコフスキーがはじめてソ連国外でつくった作品。83年カンヌ映画祭にイタリアから出品して、グランプリと同格の<創造大賞>を受賞、同時に、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞を受賞し、英国のインターナショナル・フィルム・ガイド誌は、83年度のすべての国のベストワン作品に選んでいる。
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| ストーカー |
1979年/モスフィルム製作/35mm/スタンダード/カラー/163分/配給:ロシア映画社
脚本:アルカージー・ストルガツキー、ボリス・ストルガツキー/撮影:アレクサンドル・クニャジンスキー
出演:アレクサンドル・カイダノフスキー/アリーサ・フレインドリフ/アナトリー・ソロニーツィン |
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隕石の落下か? それとも宇宙人の来訪か? 何が起ったのかわからないがある小国にゾーンと呼ばれる不可思議な地域があった。どんな望みもかなえられるというそのゾーンへの3人の男の探索。SF小説を原作にした哲学的映像作品。 |
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| アンドレイ・ルブリョフ |
1967年/モスフィルム製作/35mm /シネマスコープ/パートカラー/182分/配給:ロシア映画社
脚本:アンドレイ・タルコフスキー、アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー/撮影:ワジーム・ユーソフ
出演:アナトーリー・ソロニーツィン/イワン・ラピコフ/ニコライ・グリニコ |
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ロシア最高のイコン(聖像画)画家と呼ばれながら、その生涯についてほとんど記録が残っていない、美術史上に不世出の天才画家と言われるアンドレイ・ルブリョフ(1360一1430)を描く大作。この偉大な芸術家を主人公にすえ、15世紀ロシアの社会と人々の広範なパノラマを展開し、時代のさまざまな状況との関わりのなかで苦悩する芸術家の内面を浮き彫りにしていく。この映画は歴史の解釈をめぐって論議を呼び、ソ連当局からの弾圧を受け公開が5年間棚上げされた。 |
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| 鏡 |
1975年/モスフィルム製作/35mm/スタンダード/カラー/110分/配給:ロシア映画社
脚本:アレクサンドル・ミシャーリン、アンドレイ・タルコフスキー/撮影:ゲオルギー・レルベルグ
出演:マルガリータ・テレホワ/オレーグ・ヤンコフスキー/イグナト・ダニルツェフ |
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私の夢に現われる母。それは、40数年前に私が生まれた祖父の家。うっそうと茂る立木に囲まれた家の中で、母は、たらいに水を入れ髪を洗っている。水にしたたる母の長い髪が揺れている。あれは1935年田舎の干し草置場で火事があった日のこと。その年から父は家からいなくなった…。タルコフスキーの幼年期の自伝的映像詩。"私"が胸に秘めている母への思いや、別れた妻や息子との間に織りなされる感情の綾を意織下の過去と現実を交錯させながら浮かびあがらせていく。水、火、風の美しいイメージが幻想的に紡ぎだされる傑作。 |
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| ローラーとバイオリン |
1960年/モスフィルム製作/35mm/スタンダード/カラー/46分/配給:ロシア映画社
脚本:A・ミハルコフ=コンチャロフスキー/アンドレイ・タルコフスキー/撮影:ワジーム・ユーソフ
出演:イーゴリ・フォムチェンコ/ウラジーミル・ザマンスキー/ニーナ・アルハンゲリスカヤ |
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映画大学監督科の卒業製作として演出したタルコフスキーの監督処女作。
音楽学校に通う少年とローラーで整地作業をしている青年労働者との友情を描いたこの映画は、その後のタルコフスキー作品に顕著な、人生や芸術、友情や愛についての深い思索と繊細な感性をうかがわせるとともに、日常の情景を主題にしたこの短篇の中に数々見出される瑞々しい映像感覚は、新しい映像作家の誕生を予感させるものがある。 |
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| 殺し屋 |
1956年/35mm/スタンダード/モノクロ/20分/配給:ロシア映画社
原作:アーネスト・ヘミングウェイ同名短篇小説より/脚本:アレクサンドル・ゴルドン、アンドレイ・タルコフスキー
監督:M・ベイク、A・ゴルドン、A・タルコフスキー/撮影:A・ルィビン、A・アリヴァレス
出演:ユーリー・ファイト/アレクサンドル・ゴルドン/ヴァレンチン・ヴィノグラードフ |
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近年発見された全ロシア国立映画大学での習作。同級生との共同製作で、タルコフスキー最初の映画。一ヶ所で数人の出演者によるドラマを作るとの課題に、タルコフスキーはアーネスト・ヘミングウェイの短篇小説「殺し屋」を選んだ。 |
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| セルゲイ・パラジャーノフ監督特集 |
1924年、アルメニア生まれ。全ソ国立映画大学監督科に学ぶ。卒業後、キエフ撮影所で助監督などを経験し、1964年に監督した「火の馬」が世界的に高い評価を受ける。
しかし、ウクライナ映画行政当局は、そのリアリズムを逸脱した自由な表現を嫌い、以後、彼が書いた10本のシナリオをすべて拒否。そのため、「ざくろの色」はアルメニアで製作されることになった。それでも、映画当局との衝突は収まらず、1974年10月、“同性愛”“美術品の不法販売”といった、事実無根の罪状で、5年間の懲役判決を受ける。この不当な投獄に対して、フェリーニ、ロッセリーニ、ヴィスコンティ、トリュフォー、ゴダールといったヨーロッパ中の映画人が抗議運動を立ち上げ、フランスの作家ルイ・アラゴンのブレジネフ書記長への直談判により、刑期1年を残した1977年12月、パラジャーノフはようやく釈放される。
その後も、短期間ながら2回投獄され、「ざくろの色」から、次作「スラム砦の伝説」まで、なんと16年もの年月を要した。
1980年代後半、当時のペレストロイカの進行によって、それまでにない自由な環境で製作された「アシク・ケリブ」は、海外の映画祭で大絶賛を受けるが、この作品が遺作となった。
パラジャーノフは、23本のシナリオと800枚もの絵画を残して、1990年7月20日、この世を去った。 |
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| 火の馬 |
1964年/キエフスタジオ/カラー/95分/配給:ロシア映画社
原作:ミハイル・コチュビンスキー/監督:セルゲイ・パラジャーノフ/脚本:セルゲイ・パラジャーノフ、イワン・チェンディ/撮影:ユーリー・イリエンコ/出演:イワン・ミコライチューク/ラリーサ・力ードチニコワ |
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原作はウクライナの文豪ミハイル・コチュビンスキーの「忘れられた祖先の影」。ウクライナの南、カルパチア山地に生まれた"ロミオとジュリェット"風の悲恋物語である。恋の幻影にとりつかれて死の苦悩におちこむ主人公イワンコの内面を、大胆で新鮮な映像感覚と独自の構成で幻想豊かな画面に描くとともに、鮮やかな色彩効果のなかに特異な民族の生活と風習が浮き彫りにされる。それまでのソビエト映画からは想像することもできなかった宗教的で耽美的な映像で、パラジャーノフの名は一躍世界的に知られることになった。 |
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| ピロスマニのアラベスク |
1985年/グルジア記録映画スタジオ/カラー/20分/配給:ロシア映画社
監督:セルゲイ・パラジャーノフ/脚本:K・ツェレテリ/撮影:N・パリアシヴィリ |
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グルジア出身の独学の天才画家ニコ・ピロスマニ(1862〜1918)に捧げた異色のオマージュ。ゲオルギー・シェンゲラーヤ監督作品「ピロスマニ」(69)などで日本にも紹介されファンの多いピロスマニは、グルジアの小村ミルザー二に生れ、その才能を世に認められることなく、孤独のうちに60年の流浪の生涯をチフリス(現在のトビリシ)で終えたと伝えられている。彼は一日の糧と酒のために、居酒屋やレストランの壁に飾る絵を描いてその作品を残したにすぎず、アカデミックなグループからは"貧しいペンキ塗り"と侮られた。第2次大戦以降、モスクワ、プラハ、パリなどで展覧会が開かれ"ロシアのアンリ・ルソー"として、世界的にもそのプリミティヴな画風が高い評価を受けている。 |
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